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タオルのふわふわ感を復活させるには?洗濯時や乾かすタイミングで意識すべきコツを解説
2025/09/08

目次
タオルのふわふわが失われる主な原因としては、「柔軟剤の使いすぎ」「洗濯物の乾かし方が間違っている」などが挙げられます。タオルのふわふわ感を復活させてなるべく長く使い続けるためには、「洗濯時に大量の水で洗う」「タオルを広げて風通しのよい日陰に干す」といったコツを押さえることが大切です。
本記事では「洗濯時」と「乾かすタイミング」のそれぞれで意識すべき、タオルのふわふわを復活させるコツを解説します。
タオルのふわふわが失われる主な原因
タオルのふわふわが失われる主な原因としては、具体的には以下が挙げられます。
- 洗濯の際に柔軟剤を使いすぎている
- 洗濯物をすぐに乾かしていない
- 直射日光に当てて乾かしている
- 長い期間繰り返し使っている
こうした習慣を続けていると、タオルの繊維が徐々に立たなくなってごわつきが増していき、最終的にふわふわ感が失われてしまいます。そのため、タオルのふわふわ感を復活させて長く使うには、上記のような原因を避けつつ正しいケアを意識することが大切です。

「洗濯時」に実施できる!タオルのふわふわ感を復活させるコツ
まずは「洗濯時」に意識すべき、タオルのふわふわ感を復活させるコツを紹介します。
- 多めの水を使いまんべんなく洗濯する
- 洗濯物を入れすぎない
- 柔軟剤を入れすぎない
- 重曹につけ置きする
多めの水を使いまんべんなく洗濯する

洗濯に使う水量が少ないと、衣類同士が擦れて繊維が傷つき、ふわふわ感が失われてしまいます。また、水が少ないと落としきれなかった洗剤や柔軟剤の成分が残り、同じくタオルがごわつく原因になりかねません。そのため、普段からタオルはたっぷりの水で洗濯しましょう。
洗濯物を入れすぎない

洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎると、水量が少ない場合と同じように衣類同士が擦れて繊維が潰れてしまい、ごわつく原因になります。そのため、洗濯槽の中でタオルが軽く動く程度の余裕を残し、無理に大量の洗濯物を押し込まないようにしましょう。
柔軟剤を入れすぎない

柔軟剤の量が多すぎると、洗濯後も成分がタオルに残ってしまい、ごわごわするだけでなく吸水性が落ちる原因にもなります。「柔軟剤を多く使うほどふわふわに仕上がる」というわけではないため、カップできちんと規定量を計って使いましょう。
重曹につけ置きする

ふわふわ感を復活させる方法として、40〜50℃のお湯に大さじ1杯程度の重曹を加え、タオルを30分ほどつけ置きすることもオススメです。つけ置き後は、普段通りに洗濯機で洗ってすぐ乾かしましょう。十分にすすいで、重曹をタオルに残さないことがコツです。
ただし、重曹はアルカリ性の物質であるため、繊維が弱いタオルに使うと生地を傷めるケースがあります。そのため、使用量を多くしすぎたり長時間つけ置きしたりすることは避けましょう。必ず使用量や使用方法を守って正しく使うことが大切です。
「乾かすタイミング」で実施できる!タオルのふわふわ感を復活させるコツ
続いて「乾かすタイミング」で意識すべき、タオルのふわふわ感を復活させるコツを紹介します。
- 洗濯後はすぐに干す
- 干す前にタオルをしっかり振る
- タオルを広げて「風通しのよい日陰」に干す
- 乾燥機を使って入念に乾かす
洗濯後はすぐに干す

タオルを濡れたまま長時間放置すると、繊維が潰れたままで表面が乾いてしまい、ふわふわ感が失われて元の質感に戻りにくくなります。また、雑菌も繁殖しやすい状態であるため、ごわつきだけでなく嫌なニオイの原因にも。そのため、洗濯後はできる限り早く乾かしてタオルに空気を含ませ、ふわふわ感を出しやすくしましょう。
干す前にタオルをしっかり振る

洗濯直後のタオルは、繊維がぺたんと寝ている状態です。そのまま干すと上手く乾かすことができず、ごわつく原因になります。そのため、干す前に10~20回程度、タオルをパタパタと上下にしっかり振りましょう。
裏表でまんべんなくタオルを振ることで、繊維が立ち上がって乾きやすくなり、乾いた後にふわふわ感を復活させられます。
タオルを広げて「風通しのよい日陰」に干す

タオルをしっかり広げて干すことで、繊維が立ちやすくなり空気の通りも良くなるため、ふわふわな状態で乾かせます。また、直射日光に当てると乾きは早いのですが、紫外線によって繊維が固くなりやすいため、なるべく風通しのよい日陰で干すのがベストです。
乾燥機を使って入念に乾かす

乾燥機でタオルを乾かすことで、繊維に十分な空気を含ませて立たせられるため、ふわふわした感触が出やすくなります。「天気が悪く外で干せない」「タオルを振って1枚ずつ干す時間がない」という人は、ぜひ活用することがオススメです。
ただし、あまり高温で長時間乾燥させたり頻繁に使ったりすると、逆に生地を傷めるため注意しましょう。また、タオルの素材によっては乾燥機を使えないケースもあるため、注意が必要です。
ふわふわ感が復活しなければ無理せず買い替えを検討しよう
このように、洗濯時であれば「多めの水で洗濯する」「柔軟剤を入れすぎない」、乾かすタイミングであれば「洗濯後にすぐ干す」「干す前にタオルをしっかり振る」といったポイントを意識することで、タオルのふわふわ感を復活させることができます。
しかし、上記のような工夫を行ってもなかなかふわふわにならないのであれば、思い切ってタオルの買い替えを検討しましょう。タオルは長期間使い続けるほど、だんだんとふわふわ感が失われていきます。ふわふわ感が失われたタオルは肌触りが悪いだけでなく、吸水性などの機能も低下しているケースが多く、無理に使い続けることはおすすめできません。また、ニオイや雑菌も増えているため、「清潔に使う」という観点でも望ましくないでしょう。
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洗濯や干す際のコツを押さえてふわふわなタオルを復活させよう!
タオルのふわふわを復活させるには、「洗濯時」「乾かすタイミング」のそれぞれで以下のコツを意識しましょう。
【洗濯時】
- 多めの水を使いまんべんなく洗濯する
- 洗濯物を入れすぎない
- 柔軟剤を入れすぎない
- 重曹につけ置きする
【乾かすタイミング】
- 洗濯後にすぐ干す
- 干す前にタオルをしっかり振る
- タオルを広げて「風通しのよい日陰」に干す
- 乾燥機を使って入念に乾かす
上記のコツを意識することで、お気に入りのタオルをふわふわのまま長く楽しめますよ。